病名推理

今日の治療院での授業はめずらしく担当の患者さんが居なかったので、
急遽課題が出てレポート作成をすることに。

内容は、一枚のプリントに患者さんの主訴や客観的所見、
実際に行った治療とその経過だけが書かれていて、
それを見てその患者さんの病態・病名が何かというのを
西洋医学・東洋医学の両面から推理するというもの。

同じグループのおじさんと一緒にあれやこれやと意見を出し合って、
症状に「交感神経過緊張・腹部自発痛＆圧痛有り・筋性防御は無し・
朝に下痢」とかあるから、これは過敏性大腸炎なんじゃないか、
でも３日で緩解してるからそういう慢性的なもんじゃないよね、
とかいろいろ意見を戦わせたり妥協したりして、
患者さんはいなくて残念でしたがなかなか楽しい授業時間でした。

こういうやり方すると症状の表れ方やよくなり方が自然と頭に入ってくるので、
また治療院がヒマな時に出来るといいなと思います。