五尺五寸
このblogはBLを含む漫画&小説についてと日常のあれこれが主な話題です。
2007'07.02.Mon
3月発売の新刊の、基本的には読了したものについての雑感です。
読めたもので、時間の関係であまり感想が書けなかったけれども
おすすめしたいものには★マークを付けています(★五つが最高)。
3月一般:
■占者に捧げる恋物語/野梨原花南/宮城とおこ
未読ですが、前作『王子に捧げる〜』から前シリーズ(ちょー)に出ていた、
某美貌の流浪の大賢者(笑)が再登場しているのが
非常に嬉しいので早く読みたいです。
宮城とおこさんのイラストも相変わらず絶品v
■ONE PIECE(45)/尾田栄一郎
■銀魂(17)/空知英秋
■ギャグマンガ日和(8)/増田こうすけ
■ライバル(2) 追憶と忘却と/柏枝真郷/古街キッカ
読み応えがあって、人の駆け引きっておもしろいなーと思います。
1冊が長いともっといいのに。続きも楽しみです。
★★★★
■十二秘色のパレット(4)/草川為
■上/酸素は鏡に映らない/上遠野浩平
■リリアとトレイズ(5) 私の王子様(上)/時雨沢恵一/黒星紅白
■神父と悪魔(2)/志麻友紀/スエカネクミコ
未読ですがひとこと。
挿絵のスエカネクミコさんはもしかして私が知らなかっただけかもしれませんが
最近商業BLのお仕事も再開されたようで嬉しい限りです。
■ツバサ(18)/CLAMP
■拝み屋横丁顛末記(8)/宮本福助
いいですねー和みますねー素晴らしいです爺萌え。
お年寄りならではの人的魅力(笑)
3人それぞれの個性が味わい深く、似てる部分は可愛らしく、
これからも元気で阿呆やっててほしいお爺さん達です(^_^)
■クラッシュ・ブレイズ嘆きのサイレン3/鈴木理華
■薄荷廃園の主人と執事。/なるしまゆり
なるしまさんの漫画はいつもずしっと来てあとを引きます。
執事ものということでコメディなのかなと買う前は勝手に思ってましたが、
笑いはありつつも鈍痛が残る、いい話でした。
お話の系統としては角川から出てたちょっとホラーめな作品とかの雰囲気。
続きがあったらぜひ読みたいです。
■Vassalord.(2)/黒乃奈々絵
1巻に続いて黒い帯付き。
画像では帯は無い状態なのですが、このシリーズを見るたびに
新刊が本屋に並んだ時に「帯を早く剥がしたい!」と思ったのを
よく思い出します(笑)
お話は雑誌で読んでいたので、単行本になって嬉しい。
お話が動いていくところなので、
これからも結局雑誌も買ってしまうと思います。
■マイフェアSISTER—姫君、拳を握りすぎです。/竹岡葉月/きゆづきさとこ
竹岡葉月さんの新刊はほんとひさしぶりで、
とても楽しみにしていましたら期待通りのおもしろさでした。
変わらずテンポのいい文章でコメディ部分が多く、
穏やかでエキセントリックな描写に笑いながら
読み進めているとストッと落とされる感じ。
この方の既刊が好きな方ならきっと好きになる作品でしょう。
それで続きが読みたくなると思う。
この表紙を見せたら弟は微妙な顔をしていましたが、
たぶん表紙のぱっと見から想像する内容とはちょっと方向が違うような気がします。
絵が合わないという意味では全くなく。
読み終えてから、本筋とは関係ないところの感想で、
女性の女の子萌えってのは男性のそれとは
萌えどころが違うなぁというのをなんとなく思いました。
■架カル空ノ音(1)/吟鳥子
未読ですが期待大。
Wingsの「鎖衣カドルト」も早く単行本にまとまって欲しいなあ。
■クラシックBOOK/飯尾洋一
未読。二ノ宮知子さんの表紙に惹かれてつい購入。
本屋で最初にぱらっと開いたのが「ラヴェルはゲイ云々…」の
ページだったのは腐の血のなせる技なのか(笑)
チャイコフスキーがそうなのはあまりにも有名な話ですが、
ラヴェルはバイだったんじゃないかなと勝手に思ってます。
■不思議流/不思議三十郎
■エロティクスF(44)/アンソロ
■もののけもの/ゴツボリュウジ
3月BL:
■ロングロングあ・ごう/小野塚カホリ
■元彼カレ/玉木ゆら/やしきゆかり
■Wish/月村奎/橋本あおい
■甘いてのひら/村上左知
★★★★
■この欲望的な手の早さ/ミズノ内木
今は亡き某雑誌で別PNで描いてみえた作品も収録されていて、また読めて良かったです。
放送作家が出てくる作品が特に好きで、コメディとややシリアスの緩急が楽しい。
脱力キャラをうまく書ける作家さんは貴重なので、今後も注目してます。
■hide and seek/池玲文
■渇愛カタルシス/葛井美鳥
■君が涙を溢れさす/いおかいつき/高城タクミ
■きっと優しい夜/うえだ真由/金ひかる
■この血の果てに/月上ひなこ/奈良千春
読みたいんですが、近親ものはかなり苦手なので追々…。
月上ひなこさんってわりとコメディを書かれる印象だったので、
シリアスになるとどんななのかちょっと怖い…。
■夢の欠片をあつめて/高岡ミズミ/亀井高秀
■甘い首輪/黒崎あつし/街子マドカ
■ANSWER/崎谷はるひ/やまねあやの
■太陽を抱く男/小川いら/トジツキハジメ
■世界でいちばん愛しい翼/神奈木智/桃井はるか
■いとしさを追いかける/杉原理生/麻々原絵里依
■ポラリスベル/テラシマ
■くいもの処 明楽/ヤマシタトモコ
早くも今年度の私的お薦めBLトップ10に入ってますこの作品。
まず何より話がイイ! ちょっと暗めなバイト×明るく阿呆い店長の、
笑いあり・馬鹿笑いあり・ちょっと切なさありのBLコメディ。
これはネタバレするのはもったいない。
表紙&裏表紙で絵に抵抗がなければ、
BL好きなひとにはとにかく読んでいただきたい良作です。
メインの二人以外のメンバーもそれぞれキャラが立ってて、
巻末の紹介ページが異様にしっかりしてて嬉しい。
絵はわりとラフめな感じで私はとても好みで、
特に短髪の額が出ている髪型だと尚良し! デコフェチですから(笑)!!
表情が豊かなのが良いです。特に怒ってる場面が最高に楽しい。
個人的に、好きな相手なのに呆れたりムカついたり
イライラしてたりするシーンがなぜか好きなので、
非常に楽しく読みました。とにかくお薦め。
■b-BOY Phoenix(5) びしょぬれ/アンソロ
■駄犬は愛を求める/鳩村衣杏/一馬友巳
■ものがたりのこれから/松下キック
■Open air/角田緑
■フェイス・オフ/小川いら/北畠あけ乃
■クリムゾン・スペル(2)/やまねあやの
■RULES(3)/宮本佳野
■黒い愛情/秀香穂里/奈良千春
なんだか引きずり込み合う愛情の形というか、
読んでて濃いいな〜(汗)となったりもしましたが、
最後はなんとなく関係が安定したので、
この二人はこのまま一緒の時間を長く過ごせるといいなと思いました。
秀さんお得意の言葉攻めを非常に堪能しましたが、
思い返してみるとお話的にも挿絵でも一番好きなのは
最後の子供んたと花火してるシーンでした。
あんまり自分にはSM萌えはないのかもしれない…。
■熱砂の王と冷たい月/愁堂れな/高階佑
■水面に三日月/あきよし菜魚
■はしってゆけどこまでも/小鳩めばる
■愛と欲望は学園で(5)/梅沢はな
■Baby(1)メガネ特集/アンソロ
■メビウスの恋人/火崎勇/紺野けい子
■ドアをノックするのは誰?/鳩村衣杏/佐々木久美子
恋に苦悩する攻めの出てくる話を読むのは、なんでこんなに楽しいのか(笑)
最近の鳩村さん作品の中では一歩先に出てる感じのこの作品は、
メイン二人の心のすれ違いに攻めが悩むコメディ&シリアスなお話でした。
かなり笑わかしてもらいましたが涙を誘われるシーンもあり、
最後には読めて良かったなーとしみじみ。
佐々木久美子さんのイラストも非常に良く合っていて、
かなりお薦めの作品です。
■mellow mellow/アンソロ
またひとつ素敵なBLアンソロが創刊されて嬉しい限り。
ヤマシタトモコさん、えすとえむさん、雁須磨子さん、
岡田屋鉄蔵さんの作品が個人的にはとても好きです。
執筆者の方々のこれまでの作品が好きなら“買い”の1冊。
連載第一回のもあって、次の刊行も楽しみです。
■BLACK SUN 奴隷王/小笠原宇紀
■その唇に夜の露/深井結己
■その声が僕を動かす(2)/洸/奥貫亘
■ダブルキャスト/麻々原絵里依
■妓楼の戀水/橘紅緒/宮城とおこ
■きみの背中を見ている/椎崎夕/あさとえいり
読み応えのある作品でした。ジャンル(?)はしっかりしすぎてない年下攻め(笑)。
受けが頼りなくみえて実はいろんな配慮のできる大人なところとか、
攻めは一見軽い感じなのに芯は強くて、でも子供なところもあるとか、
二人共の強いとこ弱いとこ、傷つく所や怒り所がよく書かれていて、
思っていることをきちんと把握しながら読み進めることができ、
より二人の心情を身近に感じて物語を楽しむことができました。
またメインの二人以外の登場人物も画一的でない人物設定というか、
それぞれの個性がきちんと描かれていて物語に厚みが出ていたと思います。
BLというとついメインの二人だけで話が完結してしまいがちですが、
この作品は二人とそのそれぞれの家族・親族との関わりがしっかり
語られていて、今後の二人の行く末も楽ではなさそうでも、
その分この二人なら一緒にいられるようにがんばっていくんだろうと思われて、
楽しいだけの話では全く無いけれども読後感はとても良かったです。
最近の椎崎さんの作品の中では一押し。
■彼の寡黙な唇/火崎勇/奥貫亘
■淡雪/真崎ひかる/陵クミコ
真崎さんの本は普段チェックしてないのに、
ふと手に取ると真崎さんのだったということがたびたびあります。
なんとなく表紙に惹かれて本屋で手が伸びたこの本は、
なんとなくふわっと可愛らしく小学生の初恋みたいで楽しく読みました。
いつも可愛らしいお話を書かれる方だなーと思います。
■麗人Bravo!
井上佐藤さんの整体師の話の続編が載ってて個人的にとても嬉しかったです。
この方のコメディ作品が特に好きで、笑って萌える作品を色々描かれています。
作品数たまってると思うので、単行本化希望!!
読めたもので、時間の関係であまり感想が書けなかったけれども
おすすめしたいものには★マークを付けています(★五つが最高)。
3月一般:
■占者に捧げる恋物語/野梨原花南/宮城とおこ
未読ですが、前作『王子に捧げる〜』から前シリーズ(ちょー)に出ていた、
某美貌の流浪の大賢者(笑)が再登場しているのが
非常に嬉しいので早く読みたいです。
宮城とおこさんのイラストも相変わらず絶品v
■ONE PIECE(45)/尾田栄一郎
■銀魂(17)/空知英秋
■ギャグマンガ日和(8)/増田こうすけ
■ライバル(2) 追憶と忘却と/柏枝真郷/古街キッカ
読み応えがあって、人の駆け引きっておもしろいなーと思います。
1冊が長いともっといいのに。続きも楽しみです。
★★★★
■十二秘色のパレット(4)/草川為
■上/酸素は鏡に映らない/上遠野浩平
■リリアとトレイズ(5) 私の王子様(上)/時雨沢恵一/黒星紅白
■神父と悪魔(2)/志麻友紀/スエカネクミコ
未読ですがひとこと。
挿絵のスエカネクミコさんはもしかして私が知らなかっただけかもしれませんが
最近商業BLのお仕事も再開されたようで嬉しい限りです。
■ツバサ(18)/CLAMP
■拝み屋横丁顛末記(8)/宮本福助
いいですねー和みますねー素晴らしいです爺萌え。
お年寄りならではの人的魅力(笑)
3人それぞれの個性が味わい深く、似てる部分は可愛らしく、
これからも元気で阿呆やっててほしいお爺さん達です(^_^)
■クラッシュ・ブレイズ嘆きのサイレン3/鈴木理華
■薄荷廃園の主人と執事。/なるしまゆり
なるしまさんの漫画はいつもずしっと来てあとを引きます。
執事ものということでコメディなのかなと買う前は勝手に思ってましたが、
笑いはありつつも鈍痛が残る、いい話でした。
お話の系統としては角川から出てたちょっとホラーめな作品とかの雰囲気。
続きがあったらぜひ読みたいです。
■Vassalord.(2)/黒乃奈々絵
1巻に続いて黒い帯付き。
画像では帯は無い状態なのですが、このシリーズを見るたびに
新刊が本屋に並んだ時に「帯を早く剥がしたい!」と思ったのを
よく思い出します(笑)
お話は雑誌で読んでいたので、単行本になって嬉しい。
お話が動いていくところなので、
これからも結局雑誌も買ってしまうと思います。
■マイフェアSISTER—姫君、拳を握りすぎです。/竹岡葉月/きゆづきさとこ
竹岡葉月さんの新刊はほんとひさしぶりで、
とても楽しみにしていましたら期待通りのおもしろさでした。
変わらずテンポのいい文章でコメディ部分が多く、
穏やかでエキセントリックな描写に笑いながら
読み進めているとストッと落とされる感じ。
この方の既刊が好きな方ならきっと好きになる作品でしょう。
それで続きが読みたくなると思う。
この表紙を見せたら弟は微妙な顔をしていましたが、
たぶん表紙のぱっと見から想像する内容とはちょっと方向が違うような気がします。
絵が合わないという意味では全くなく。
読み終えてから、本筋とは関係ないところの感想で、
女性の女の子萌えってのは男性のそれとは
萌えどころが違うなぁというのをなんとなく思いました。
■架カル空ノ音(1)/吟鳥子
未読ですが期待大。
Wingsの「鎖衣カドルト」も早く単行本にまとまって欲しいなあ。
■クラシックBOOK/飯尾洋一
未読。二ノ宮知子さんの表紙に惹かれてつい購入。
本屋で最初にぱらっと開いたのが「ラヴェルはゲイ云々…」の
ページだったのは腐の血のなせる技なのか(笑)
チャイコフスキーがそうなのはあまりにも有名な話ですが、
ラヴェルはバイだったんじゃないかなと勝手に思ってます。
■不思議流/不思議三十郎
■エロティクスF(44)/アンソロ
■もののけもの/ゴツボリュウジ
3月BL:
■ロングロングあ・ごう/小野塚カホリ
■元彼カレ/玉木ゆら/やしきゆかり
■Wish/月村奎/橋本あおい
■甘いてのひら/村上左知
★★★★
■この欲望的な手の早さ/ミズノ内木
今は亡き某雑誌で別PNで描いてみえた作品も収録されていて、また読めて良かったです。
放送作家が出てくる作品が特に好きで、コメディとややシリアスの緩急が楽しい。
脱力キャラをうまく書ける作家さんは貴重なので、今後も注目してます。
■hide and seek/池玲文
■渇愛カタルシス/葛井美鳥
■君が涙を溢れさす/いおかいつき/高城タクミ
■きっと優しい夜/うえだ真由/金ひかる
■この血の果てに/月上ひなこ/奈良千春
読みたいんですが、近親ものはかなり苦手なので追々…。
月上ひなこさんってわりとコメディを書かれる印象だったので、
シリアスになるとどんななのかちょっと怖い…。
■夢の欠片をあつめて/高岡ミズミ/亀井高秀
■甘い首輪/黒崎あつし/街子マドカ
■ANSWER/崎谷はるひ/やまねあやの
■太陽を抱く男/小川いら/トジツキハジメ
■世界でいちばん愛しい翼/神奈木智/桃井はるか
■いとしさを追いかける/杉原理生/麻々原絵里依
■ポラリスベル/テラシマ
■くいもの処 明楽/ヤマシタトモコ
早くも今年度の私的お薦めBLトップ10に入ってますこの作品。
まず何より話がイイ! ちょっと暗めなバイト×明るく阿呆い店長の、
笑いあり・馬鹿笑いあり・ちょっと切なさありのBLコメディ。
これはネタバレするのはもったいない。
表紙&裏表紙で絵に抵抗がなければ、
BL好きなひとにはとにかく読んでいただきたい良作です。
メインの二人以外のメンバーもそれぞれキャラが立ってて、
巻末の紹介ページが異様にしっかりしてて嬉しい。
絵はわりとラフめな感じで私はとても好みで、
特に短髪の額が出ている髪型だと尚良し! デコフェチですから(笑)!!
表情が豊かなのが良いです。特に怒ってる場面が最高に楽しい。
個人的に、好きな相手なのに呆れたりムカついたり
イライラしてたりするシーンがなぜか好きなので、
非常に楽しく読みました。とにかくお薦め。
■b-BOY Phoenix(5) びしょぬれ/アンソロ
■駄犬は愛を求める/鳩村衣杏/一馬友巳
■ものがたりのこれから/松下キック
■Open air/角田緑
■フェイス・オフ/小川いら/北畠あけ乃
■クリムゾン・スペル(2)/やまねあやの
■RULES(3)/宮本佳野
■黒い愛情/秀香穂里/奈良千春
なんだか引きずり込み合う愛情の形というか、
読んでて濃いいな〜(汗)となったりもしましたが、
最後はなんとなく関係が安定したので、
この二人はこのまま一緒の時間を長く過ごせるといいなと思いました。
秀さんお得意の言葉攻めを非常に堪能しましたが、
思い返してみるとお話的にも挿絵でも一番好きなのは
最後の子供んたと花火してるシーンでした。
あんまり自分にはSM萌えはないのかもしれない…。
■熱砂の王と冷たい月/愁堂れな/高階佑
■水面に三日月/あきよし菜魚
■はしってゆけどこまでも/小鳩めばる
■愛と欲望は学園で(5)/梅沢はな
■Baby(1)メガネ特集/アンソロ
■メビウスの恋人/火崎勇/紺野けい子
■ドアをノックするのは誰?/鳩村衣杏/佐々木久美子
恋に苦悩する攻めの出てくる話を読むのは、なんでこんなに楽しいのか(笑)
最近の鳩村さん作品の中では一歩先に出てる感じのこの作品は、
メイン二人の心のすれ違いに攻めが悩むコメディ&シリアスなお話でした。
かなり笑わかしてもらいましたが涙を誘われるシーンもあり、
最後には読めて良かったなーとしみじみ。
佐々木久美子さんのイラストも非常に良く合っていて、
かなりお薦めの作品です。
■mellow mellow/アンソロ
またひとつ素敵なBLアンソロが創刊されて嬉しい限り。
ヤマシタトモコさん、えすとえむさん、雁須磨子さん、
岡田屋鉄蔵さんの作品が個人的にはとても好きです。
執筆者の方々のこれまでの作品が好きなら“買い”の1冊。
連載第一回のもあって、次の刊行も楽しみです。
■BLACK SUN 奴隷王/小笠原宇紀
■その唇に夜の露/深井結己
■その声が僕を動かす(2)/洸/奥貫亘
■ダブルキャスト/麻々原絵里依
■妓楼の戀水/橘紅緒/宮城とおこ
■きみの背中を見ている/椎崎夕/あさとえいり
読み応えのある作品でした。ジャンル(?)はしっかりしすぎてない年下攻め(笑)。
受けが頼りなくみえて実はいろんな配慮のできる大人なところとか、
攻めは一見軽い感じなのに芯は強くて、でも子供なところもあるとか、
二人共の強いとこ弱いとこ、傷つく所や怒り所がよく書かれていて、
思っていることをきちんと把握しながら読み進めることができ、
より二人の心情を身近に感じて物語を楽しむことができました。
またメインの二人以外の登場人物も画一的でない人物設定というか、
それぞれの個性がきちんと描かれていて物語に厚みが出ていたと思います。
BLというとついメインの二人だけで話が完結してしまいがちですが、
この作品は二人とそのそれぞれの家族・親族との関わりがしっかり
語られていて、今後の二人の行く末も楽ではなさそうでも、
その分この二人なら一緒にいられるようにがんばっていくんだろうと思われて、
楽しいだけの話では全く無いけれども読後感はとても良かったです。
最近の椎崎さんの作品の中では一押し。
■彼の寡黙な唇/火崎勇/奥貫亘
■淡雪/真崎ひかる/陵クミコ
真崎さんの本は普段チェックしてないのに、
ふと手に取ると真崎さんのだったということがたびたびあります。
なんとなく表紙に惹かれて本屋で手が伸びたこの本は、
なんとなくふわっと可愛らしく小学生の初恋みたいで楽しく読みました。
いつも可愛らしいお話を書かれる方だなーと思います。
■麗人Bravo!
井上佐藤さんの整体師の話の続編が載ってて個人的にとても嬉しかったです。
この方のコメディ作品が特に好きで、笑って萌える作品を色々描かれています。
作品数たまってると思うので、単行本化希望!!
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